恋・愛@Style

今日は呑み行こ!頑張りやさんの姫達へ☆

by 辻耀子 辻耀子

不倫してしまう女性の心理

最近、3角関係や不倫のカウンセリングが続いている辻耀子です。

今日は少し、『妻子ある人とお付き合いしてしまう女性の心理』を紐解いてみたい
と思います。
いくどか恋愛経験を重ねるうちに、「これって不倫?!」「3角関係?!」という状況に
気がつけば身を置いていた、というようなケースは意外に多いと思われます。
人間は誰しも神ではないですから、悪意がなくとも避けられない場合もあるものです。

ところが、今回お話するケースは「たまたまそうなってしまった」というのではなく、
「いつも気がつけば不倫」という恋愛のケースです。

「また今回も不倫なんです…」という相談者のかたが、稀におられます。
相手に妻子があるケースだけではなく、
「相手が2股だった、自分はそんなつもりなかったのに3角関係で泥沼化した」
とか、
「いつも私は本命の位置になれない、相手が遊びだと分かってるのに別れられない」
などなど…。

この、「また本命になれない…(泣)」という女性の場合、心の深い部分には
子供の頃にできた心の傷が潜んでいます。
(ご本人も気付かれていない傷です。)
そして、その傷には大きく分けると2種類あります。

◆一つ目は、『大切な男性にとって、私はいつも二の次なのよ…』という思い込み
 (固定観念)です。
◆もう一つは、『大切な男性を他の誰かに奪われた』という思い込み
 (固定観念)です。

どちらの場合も、その女性の幼い頃の家庭の状況と深く関係があります。
(幸せで平凡な家庭でも、場合によっては心の傷は生まれます。)

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、世界で最初に関わってくれる存在は
十中八九両親です。
一人では何も出来ない子供にとっては、親とは、まるで神様のような存在に映ります。
(親がいなければ子供は死んでしまいますから…。自分の命と運命を握っているのは、
まさしく親なのです。)
ですから、たとえ親に欠点や非があろうとも、それは幼い子供にはそれは見えません。

世界で最初に目にする異性。完璧で非のうちどころのない存在。
実はそれが父親です。
父親は幼い女の子にとって、無敵のヒーローのようなイメージなのです。
(もちろん私達は、思春期頃から親の欠点が徐々に見え始め、親が完璧では
ないと知ります。そして成人・結婚する頃には、精神的に親離れしていきます。
けれどもそれまでは、どんな親だろうが神様のようにキラキラして見えるもの
なのです。)

幼い女の子にとっての父親に対する気持ちは、実は恋愛にとても似ています。
そして、そんな女の子にとって最初のライバルとなる女性は、お母さんです。
(あるいは、姉妹のケースもあります。)

そしてある時、日常のささいなやりとりの中で、時折父親との関係に心の傷を
作ってしまう人がいます。

“無敵のヒーローであり、自分がピンチで泣いている時にはすぐさま駆けつけ、
助けてくれるあの大きくて頼りになるお父さんは、自分ひとりのものじゃない。“

“自分はお父さんにとって、最優先人物ではない。“

“元は私が最優先人物だったのに。お父さんの心を、別の誰かが奪った。”

こう思い込んでしまうケースです。
(そのきっかけはささいな事だったりします。が、大事なのは、何が起こったか
ではなく、『そのささいな事をきっかけに、どんな固定観念を作ってしまったか』
という事です。また、同じ出来事を体験しても、このような固定観念を作らない
人もいれば、作ってしまう人もいます。)

こうして、この固定観念ができてしまうと、少しやっかいです。

この女の子は、自分の作った固定観念の『証拠集め』を始めてしまうからなんです。

たとえば夕食の席で。今夜のおかずはエビフライだったとします。
女の子が「お父さん、そこのマヨネーズとって~」と言います。
お父さんが手を伸ばし、食卓のマヨネーズを手に取ると、キャップを開けました。
ところがお父さんの手は、自分よりも先に、まず姉のエビフライのそばに
マヨネーズを出しました。
次にお母さんのエビフライのところに。
最後にあなたのエビフライにチューブを捻ってくれました。

…たったこれだけの何気ない事でも、女の子は『ホラやっぱり!あたしは
最後なんだ!お父さんはあたしの事なんて大事じゃないんだ!』という風に、
思い込みを強めてしまったりするのです。

お父さんにすれば、マヨネーズのチューブを捻る順番は無意識のものでした。
たまたまお父さんの座った位置から近い順番に、マヨネーズを載せていった
だけの事でした。
(そこにもちろん『誰を一番大切に思っているか』という気持ちなど全くありま
せんでした。)
なのに、『私は最優先の存在ではない』という固定観念を持ってしまっている
女の子は、その『固定観念のフィルター』を通してしか物事を見る事ができません。
(物事を、客観的に正確に把握できづらくなってしまうのです。)

けれども大抵の場合は、成長途中段階でこのような『誤解からくる固定観念』
は勝手に書き換えられます。
精神的に大人になる過程で、誤解が訂正されるのです。だから幼い頃にこのような
誤解からくる固定観念を持ったとしてもさほど深刻な事ではありません。

ただ、あまりにも固定観念が強固な人や、思い込みの激しい人、あるいはその人の
お父さんがとてもそっけない人で、きちんと愛情を示してくれないまま大人になる
ケースもあります。
そうなると、その女性が大人になって恋愛した時に、今度はパートナーとの間で、
いさかいが起こりやすくなります。
幼い頃の、お父さんとのマヨネーズをめぐる一件のような事が起きやすいのです。

そして、自らチャンスを逃したり、自分を卑下するような発言をしたり。
パートナーがどれほど「お前だけが一番大切だよ」という言葉をくれても、
「いや、それは違う。」と、証拠集めは止まりません。
その上、パートナーを試すような事を無意識のうちにしてしまったり、不必要に
彼を縛ったり疑ったりしてしまいます。

例えばデートの約束を彼がキャンセルしてきた時に。
「あたしの事が本当に一番大事なら、残業は断れるはずじゃないの?」
とつい憎まれ口をきいてしまったり。
「そんな事言ってあたしの他に誰かいるんじゃないの?」
など。あるいは、
「いいのいいの!気にしないで!仕事優先して!あたしの事はヒマな時に
思い出してくれるだけで十分、十分!」
と、わざわざ自分を『彼にとってお手軽な女』の位置に落としたり。
(相手は「オレの事はそんなに大事じゃないんだな…」
「もしかして、付き合ってると思ってるのはオだけ?」とカン違いするかもしれません。)

それでもこのような女性に、「いや、オレにとってお前は大切なんだ!お前が
どう言おうと、オレにはお前しか考えられない!」と気持ちを貫いてくれる男性
が現れたとしたら幸運です。
なぜならその彼の存在によって、古い心の傷(トラウマ)が癒されるからです。

けれども、現実には…。疑われながら、それでも何度も果敢に愛を告げてくれる男性は、
そう多くはありません。いえ、滅多にいません。
(なぜなら男性も、やはり自分を信頼してくれない状態が長く続けば落ち込みますし、
疲れてしまいますから…。
そんな彼の元へ、もしも彼の気持ちを汲み取ってくれたり、一緒にいて疲れない
別の女性が現れたとしたら。彼の気持ちがそちらへ移って行くのも仕方がありません。)

また、もう一つの不倫パターンは、『すでに他の女性のものである男性だと、燃える』
というパターンです。
(自ら無意識的に、不倫関係の中に飛び込んでいくパターン。)

このようなタイプの女性の持つ心の傷は、『大切な男性を他の誰かに奪われた』
という思い込み(固定観念)です。

無意識的・慢性的に、このタイプの女性は『自分から父親を奪った女性』に
対して怒りを持っています。(幼い頃のケースで言えば、お母さんか姉妹に
対する怒りです。もちろんお母さんの事を大好きだとしても、同時に嫉妬を
持っています。)

そうすると、『パートナーがいる男性を相手の女性から奪いたくて仕方ない衝動』
が生まれる事があります。
『奪われたんだから、奪い返してやる!』といった八つ当たり的な感情です。
もちろん、このような気持ちは非論理的であり、おかしい事です。
それに、その女性が出会った男性の妻に何の恨みつらみもないはずです。
なのに、無意識のうちに『パートナーを持つ男性にばかり意識がいく』という
女性がいます。
(このタイプの女性のケースでは、例えば相手の男性、もしくはその男性の
本来のパートナー(妻?)が不幸になったり、彼が自分のほうに夢中になった
時点で、いきなりその恋愛が白けてしまったりする事も多いです。
略奪する事が目的であり、愛を育む事が目的ではないからです。
そしてその女性はまた、次の新しい恋愛(3角関係)を求めて、その彼とは
お別れしてしまいます。)

●ご自身がこのようなタイプに当てはまる…というかたへ。

どちらのタイプの人にも、まず気付いて欲しい事があります。
『あなたは潜在意識(無意識)のうちに、心の底で心の傷を持っているのだ』と。
そのせいで、いつも3角関係になってしまうのだと。
その傷こそが、今まであなたにつらい恋愛を引き寄せていたのだ、と。

それから、無意識的にいつも『自分は2番目』『私は被害者』という視点で
恋愛を捉えてしまっている事を、思い切って受け入れるところからスタートです。

自分が知らない間に作ってしまっていた固定観念は、それに気付いた時点で、
あなたの意志で自由に書き換える事ができます。
(これだけで、問題は半分解決したも同然です。)

プロが用いる癒しの手法についてはここでは書ききれませんので割愛します
が、このトラウマを癒す事はもちろん可能です。大丈夫ですよ♪
まずはご自身を責め続けるのをストップしてくださいね。応援しています!

Date:2005.02.21 | コメント (5) | トラックバック (0)

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コメント

>まずはご自身を責め続けるのをストップしてくださいね。

切にそう思うよ!
自分自身で、自分を責めているって気づいていないかたも多いし・・・。

拒食・過食とかね。

愛人で生きていくのって、普通のお付き合いよりも相当腹くくっていないと、自分が壊れちゃうよね。

そんなに強い子じゃないんだから、早いとこ「愛される資格を持って生まれてきた」ってこと、気づいてほしいよね。

投稿者 北川涼子 : 2005年02月23日 18:54

私も前者です。父親と上手く行かなかった人は恋愛が上手く行かないと聞いていましたが、30半ばで本当に愛されたことはありません。結婚も恋愛も絶望しています。父親とはずっと上手くいっていませんでした。もう10年くらいあっていませんが、もう一生あいたくないです。

投稿者 TO : 2005年04月16日 14:42

北川さん(笑。相方なのでこの呼び方も変ですが)、コメントありがとうございました。

私個人としては不倫にいたってしまうかたも「そうなるしかなかった」
事情などを尊重してあげる人も必要かな、と思っています。
そして自分はそういった、ニュートラルな立場で居たいと思っています。
(つまり、不倫に反対の立場や意見を持たないように心掛けています。)

その辺りは北川さんとは微妙に違うスタンスかも知れないですネ~。
でもお互いに、「その人が幸せであるように」と応援せずに
いられない体質は同じなんですネ。その辺りが面白いかもv

投稿者 辻耀子 : 2005年04月24日 00:36

TOさんへv

コメントありがとうございました♪
バタバタしていてなかなかキチンと返信する時間がとれず、
申し訳ありませんでした。
(けっこう返信の内容を考えるのに時間がかかってしまうほうです・・・
ごめんなさい。)

ところで、お気持ちお察しします。
ウマの合わない人とは、たとえ血縁であっても顔を合わせないという
のも、アリだと私は考えます。

けれどもそんなTOさんだからこそ、気持ちを理解してくれる
素敵な人と、もっともっと幸せを掴んで欲しいな、とも思いました。
応援しております。

投稿者 辻耀子 : 2005年04月24日 00:39

突然のコメント、失礼します。

女性専用でしょうか? 38の男です。 
とっても行き詰ってしまい、ネットでここにきました。

実は昨年6月に出逢った女性を本気で好きになりました。
こんなことは初めてです。


私には妻子があります。
妻にも感謝の気持ちもあり、もちろん愛しています。
子供たちはもちろん自分の命に代えても守りたい、大切で愛しい子供たちです。妻にも子供たちにも言葉では書けないほどの気持ちがあります。


その一方で、この1年以上、彼女に対しての気持ちも大きくなりました。  とっても苦しいです。 彼女の気持ちも手にとるようにわかっています。

その彼女は今月末、予期せぬ転勤で遠くに行くことになりました。
張り裂けそうです。  
誰に相談することもできず、ここまできました。
時間もなく…

自分の気持ちはもう決まっているのですが、どう伝えれば彼女を少しでも楽にしてあげられるでしょうか? 

投稿者 ひろ : 2007年09月28日 05:48

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